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市田ひろみの経歴「保守派の文化人」

服飾評論家の市田ひろみ(いちだ・ひろみ)さんが8月1日に急性呼吸不全のため京都市上京区の病院で亡くなっていた事が判明しました。 市田ひろみさんはサントリーの緑茶のCMに93年から出演し、京言葉を用いる和服姿の女性として人気となりました。

女優活動や美容室経営や着物教室主宰を行い日本文化を発信に貢献した市田ひろみさんですが、「新しい歴史教科書をつくる会」理事を担当する等、政治活動にも積極的に参加していました。

市田ひろみさんの経歴と「新しい歴史教科書をつくる会」への関りについて調査しました。

市田ひろみの経歴「着物で京女を体現」

生まれ:1932年7月10日(大阪府大阪市大正区生まれ)

高校:京都市立堀川高等学校

大学:京都府立大学短大国文科

キャリア:OL(重役秘書までを担当)→女優→美容師→(株)市田美容室等取締役→日本和装師会会長・京都経済同友会等の各種団体役員・大学講師。

表彰:2001年厚生労働大臣より「卓越技能者表彰」、平成17年経済産業大臣より「伝統的工芸品産業功労者表彰」を受賞。

京ことばのイントネーションで喋る市田ひろみさんの動画が見つかりました。「京ことば」で綴るかるた遊びで、京言葉で話しています。京都の雰囲気が感じられますね。まさに「京女」を体現する女優ですね。

市田ひろみは「新しい歴史教科書をつくる会」の元理事長。政治にも積極的に関与した。

市田ひろみさんは「新しい歴史教科書をつくる会」のに2006年に理事長を担当しました。同会は後程分裂し、退会しています。しかし、退会後も、「つくる会」から分裂して出来た「日本教育再生機構」でも、オピニオンリーダーとして声を寄せいます。

 「あたりさわりの無い教育」。
 「親が子供に遠慮して気がついていても、何も言えない」。
 今の子供には「こわいもの」がない。
 私達の子供の頃は、「親がこわい」、「先生がこわい」、「おまわりさんがこわい」、「近所のおっちゃんがこわい」。そうして叱られながら善悪を学んで行った。
 しかし、今では「あまり押しつけてはいけない」、「子供の個性を尊重しなければいけない」、「子供にも人格がある」など・・・。
 善悪を教えられないまま、野生児のまま身体だけ成長してゆく。これが今の日本の子供の現実だ。
 大人達の怠慢の中で、結局は不幸な子供達が生まれていったのだ。
 「教育再生」は身近なところから始めたい。もう一度、最後のチャンスにかけて、日本の将来のために、動きを作ってゆこう。

URL:https://web.archive.org/web/20150915072803/http://www.kyoiku-saisei.jp:80/cgi-bin/auto/mh_load.php?mode=4

また、市田ひろみさんは日本女性の会にも所属しており、以下の「日本女性の会 役員の声」からは、日本の将来を真摯に考え、日本の防衛に関心があった事が読み取れます。

市田ひろみ氏(服飾専門家):
日本の防衛や日本の将来を担う子供達のこと、また、ご皇室を守ること等をまじめに考えている方が、日本女性の会にはたくさんいまして、とても心強く思います。皆さまの力でますます国を想う会員を集めて頂きますよう、ご協力の程、お願いいたします。

URL:https://nihonjyoseinokai.amebaownd.com/posts/364646

2011年の7月に京都新聞に寄せたメッセージからも祖国を愛し、子供達の事を想っている事が読み取れます。

「出しゃばったらあかん」「えばったらあかん(いばったらあかん)」
「恩、忘れたらあかん」「弱いもんいじめたらあかん」
「聞いてへんラジオ消しときや」「返事は聞こえるようにせなあかん」
明治の親達は、たえずこんなことを言っていた。子どもは、またおなじことを言うて
ると、かるく、いなしている。しかし、そんな親のショートフレーズは、子供の血肉の中
に、しっかりしのびこんでいるのだ。
今、思えば親のさりげないメッセージは、エコにもかなっているし、子供の精神的成
長にもかなっている。私は、明治の親に育てられたことを感謝している。感謝こそ時
代の大きな忘れものだ。
京都には「おおきに」という美しくやさしい言葉がある。物があふれている時代も実
は「おおきに」の心でつながっていることを、子供達におしえてあげたいものだ。

URL:https://ameblo.jp/3203270117/entry-12515076516.html

まとめ

市田ひろみさんの経歴と政治への関りについて調査しました。

日本の女性は20世紀後半の日本の歴史の形成に重要な役割を果たしてきましたが、市田ひろみさんも長年にわたって大きな発展に貢献した女性の一人です。しばしばこういった貢献は影を潜めがちですが、こういう女性が増えて行けば日本社会は大きく前進していくのではないかと思います。

程度の差はあれ、女性の政治参加は依然として不十分なままですが、これは、女性の参加を制限する時代遅れの法律や慣習といった構造的な障害によるところが大きいです。また、政治活動は "男の領域 "という考えなど、文化的な要因によるものもあります。いずれにせよ、女性の政治参加に関しては、まだまだ改善の余地があると思っています。

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